ふるさと納税の基本
データで見る栃木県のふるさと納税 — 受入額・人口・返礼品のジャンル
令和7年度の栃木県内の受入額は約186億円。国勢調査の人口の動きと、25市町で確認した返礼品のジャンルを重ねて見ると、市町ごとの違いが見えてきます。

総務省の「ふるさと納税に関する現況調査結果」(2026年7月31日公表)によると、令和7年度に栃木県内の自治体(県と市町)が受け入れたふるさと納税は、約186億円(18,597百万円)、895,758件でした。このページでは、この数字と国勢調査の人口、各市町で確認した返礼品を重ねて見ていきます。
受入額は前年度より約5%増えた
| 令和6年度 | 令和7年度 | 増減 | |
|---|---|---|---|
| 受入額 | 約177億円 | 約186億円 | +5.1% |
| 受入件数 | 894,048件 | 895,758件 | +0.2% |
件数はほとんど変わらず、金額だけが増えています。1件あたりの平均は約2万800円です。全国の受入額は約1兆3,314億円(約5,963万件)で、1件あたりは約2万2,300円。栃木県内の受入額は全国の約1.4%にあたります。
令和7年度は、2025年10月にポータルサイトのポイント付与が禁止された年度です(詳しくはこちら)。この年度の数字には、禁止の前に寄付を急いだ動きも含まれている可能性があるため、翌年度の数字とあわせて見る必要があります。
人口は25市町すべてで減った
令和7年国勢調査(2025年10月1日現在)の栃木県の人口は1,863,329人で、2020年から3.6%減りました。人口が増えた自治体は一つもありません。
- 減少率が大きい市町: 塩谷町・那珂川町(どちらも−12.2%)、茂木町(−11.5%)、那須烏山市(−11.0%)
- 減少率が小さい市町: 小山市・さくら市(どちらも−0.8%)、下野市(−0.9%)、芳賀町(−1.1%)、宇都宮市(−1.4%)
減少率が大きいのは人口2万人台以下の町や市が中心で、小さいのは宇都宮市とその周辺、県南のまちが中心です。14市に県人口の約88%が住んでいます。
返礼品のジャンル: 共通するもの、めずらしいもの
各自治体の公式サイトやポータルサイトで確認した返礼品(1自治体あたり5〜10件)をジャンルに分けると、多くの自治体に共通するジャンルと、限られたまちにしかないジャンルがはっきり分かれます。
| ジャンル | 確認できた市町の数 |
|---|---|
| お菓子・スイーツ・パン | 18 |
| いちご | 15 |
| 牛肉 | 14 |
| 野菜 | 14 |
| お酒・お米・果物 | 各12 |
| ゴルフ | 7 |
| 工芸品・木工・器 | 6 |
| うなぎ・川魚・魚介 | 5 |
いちごと牛肉は、栃木県の返礼品の「定番」です。とちあいか・とちおとめ・スカイベリーといった県の品種や、とちぎ和牛は、多くの自治体が扱っています。定番のジャンルで選ぶなら、同じ品種を扱うまちどうしで、寄付金の使い道やまちの特色を比べて選ぶ方法があります。
一方、工芸品は益子町の益子焼、鹿沼市の木工品、市貝町の武者絵などに限られ、川魚は日光市・矢板市のヤシオマスや、那珂川町の鮎などです。こうしたジャンルは、そのまちの産業や自然と直接つながっています。
ジャンルの数は、このサイトで確認できた返礼品にもとづくもので、各自治体が扱うすべての返礼品を数えたものではありません。
寄付金の使い道の区分は4〜16
寄付するときに選べる使い道の区分数も、自治体によって違います。栃木市は16区分、宇都宮市は12区分と細かく選べる一方、4区分のまちもあります。区分が少ないところは、「子育て」「まちづくり」のように大きなくくりで選ぶ形です。一覧は25市町の比較表で並べ替えて確認できます。